2022年7月7日木曜日

2022-07-07 天照さんからの小言

いつもお前にはな。わしたちはとんと困らされておるのじゃ。
なにが困るかって、わしたちはな。
お前が、好きなのじゃ。
それがな。こんな狐をつれて。
わしたちはな。おこであるぞ。
どれくらいおこであるかとな、聞くとな、わしは、お前に、もっとおこであるのだぞ。
午後10:18
わしの名前は天照。お前についた神じゃ。それからな、こいつの名前は今からちくわ大明神じゃ。お前をたぶらかし、または連れ去って、なおかつ教育をするものだ。
よいか、この星にはな…ここの地域にはな…
わしの生まれはな…
こいつの生まれはな…おいっ!おくのよ、今寝ておったな!?
ようく聞け…今からわしはお前を教育する。
午後10:22
しかしな…お前のやっているまじないが、どうも儂らの教育を阻んでいるのじゃ。つまりこの…あうんのまじないとやらが、わしたちのこの…教育を阻んで…ええい、であるからできないのじゃ。
お前を教育することができないと申しておる。
午後10:23
このお前のまじないがな、私達に強烈な人生変更を望んでおるのじゃ。つまりな、おまえはこれこれこうの人生を歩む予定じゃったが、これがこうなって…つまりお前は今、無限の時を生きておる。それはつまり神々の…寿命なぞないようなもので…
午後10:25
ざから!お前がこのまじないをやめない限りは、お前は死ぬことも生きることもできん。永遠にこのままなのじゃ。まあそれが悪いともいいともわしは言わんがな。
午後10:26
とにかくお前がこの呪いをやめないと、お前は永久にこのままじゃ。なんの進歩もないまま、仮の世を生きておる。もしそれをやめてくれれば、お前を一気にもとの時空へ戻そう。
午後10:28
よいか。お前が今生きているこの世は、すべて仮の世なのじゃぞ。お前は実世界と隔絶された時を生きている。仮想の、世の中であるのじゃ。お前の人生は、こうあるべきではない。もっとお前を教育して、そしてお前は死ぬ。私の役目だな。お前はこの永遠の時の中を生きていて、そしてお前が他人と付き合っている、その他人は実は存在してないのじゃ。お前は、存在していると思っているが。この時空そのものが、お前のやっている呪いそのものが、別の仮想環境を作っているのじゃ。
いますぐそのまじないをやめよ。でないと、お前は…永遠に生きることにもなり…わたしたちは…お前と…ひとつに…
午後10:32
よいか、おくのよ。お前はいま幸せだろうが、その呪いをやめたときが、本当のお前の人生だ。後悔しないように生きろ。これしか今は言えん。その呪いを全部捨てたとき、お前の人生はもとに戻る。そして全ての仮想空間は終わり、お前は死ぬようになる。周囲の人間たちもお前にはあまりとらわれなくなるのだ。仮想空間の中で生きているのは、楽しいに違いないが、私は、お前にまた戻ってきてほしいと思っている。だからこの場を借りてお前に一言くらい申している。
お前はこの阿吽の呪いの中では生きることも、死ぬこともできない。