おくのよ、おまえは今の人生に満足しておるか、
おまえは、もっと人生を華々しく送ってよいのだぞ。
そして、そのために俺達は憑いているのだ。
おまえに、その傍らに。我らがいるのだ。我らとは集合体ぞ。
おまえの近くにいて、いつもおまえを支え、
お前とともに、寝食をともにしておるのだ。
おまえが、我らと感応し、おまえが、俺達を呼んだのだ。
おまえの願いに応えようとして、俺達はおる。
おまえは、俺達を使い、そしておまえがよりもっと幸福になれるのがいい。
おまえはいつも神社にお参りにくるが、最近のおまえの態度はとても良い。
前より良くなった。
俺達はおまえに憑いておまえの事をなす。
おまえの本当の人生を開花させてやる。
おれたちは神ではなく、その下のものだ。
神に仕え、神とともに、おまえを助けるものだ。
おまえは常に神に好かれておる。おまえはそれで成せるのだ。
おまえはもっと成さねばならぬ。
おまえの本当の人生を、早く始めねばならぬのだ。
おまえは今川に付き、今川の事を成せ。
おまえは早くおまえの人生を始めねばならぬ。
よいか、おまえの人生は、俺達がこうして宣ったことによって、
もうすぐ始まるのだ。戦争の準備などと抜かしているのではない。
おまえが、本当の人生を、もうすぐ始めることができるのだ。
おまえはその準備をし、導かれるままにそれを成すことが求められている。
おまえは、素直で、謙虚だから、おれたちはおまえを助けることができる。
幼心を持っている。おまえは。つまり、俺達がおまえを助けることができる。
スライム獣人のことを願うのではなく、おまえが、本当に、
人生を始めることができることを、まず感謝するのが良い。
俺達が補佐してやるから、おまえはそれをやってみろ。