おくのが考え、霊が追従する。
ということだ。
おくのがまず喋って欲しい話題を考え、少し喋りだした後に、
霊がそれを捕捉し、追従して霊自身の考えを述べる。という流れ。
おくのとしては自分が全部喋っている感覚はない。
おくのは最初のうちこそアシストするかのように
自分の考えで喋るが、途中からは全部霊に任せている。
神に誓って自分の考え100%で喋っているわけではない。
もっとも、おくのの潜在意識なのか、本当に霊なのかを区別するのも重要だろう。
おくの自身には区別できないのだが…そのへんは審神者という者が必要だろう。
おくのが喋っている時点で半自動なため、セルフ審神者みたいな感じだが…。
霊が喋っている部分のことも、おくのは意識や自我を保っている。
完全に乗っ取られているわけではない。
霊のほうもこの辺は配慮してくれている。
お前の好きにやったらいいと言ってくれているのだ。