だめもとで、他人に意見を聞いたっていい。
恐れずに、よく知らない人に話しかけたっていい。
大事なのは、何かを伝えようとする意図と、
何の計算もなく、そのまま言葉に乗せるだけの心。
伝えようとする方向さえあれば、
あとは心が勝手に反応して代弁してくれる。
自分で内観することもかなり重要なのだけど、
内観だけでは得られない速さというものがある。
他人からすべて聞き出したり、
内観だけでやったりするのはあまり得策ではない。
飛び石の役割が、他人からの意見だということ。
内観はロジックを組んですることも多い。
そうやって自分を深堀りしていくのだ。
しかしそれは、なにか深みにはまり込んでしまって、
客観性というものを失ってしまうことがある。
他人に相談できる環境があるのだから、
思い切って相談を持ちかけてみていいのだ。
他愛もない話から、突然深みにまで到達できることもある。
恐れず、行動することだ。
恐れているのは、自分の言いたいことが、
相手に理解されないのではないかという架空の妄想。
無駄話で終わってしまうのではないかという恐れ。
この人は、という人を見つけるのもいいが、
いろいろな人を捕まえて対談してみるのがいいのだ。
もちろんお互いに誠意のある姿勢でなければならない。
とっつきやすそうな人というのが自分に適した人間だ。
