米が足らん、小麦粉などを食いおって。
私達が与えてやった米を食えば、塩とともに食せば、それで良いのだぞ。
こんなことを言っといて何だが、私はたまには麦を食いたいので、
麦飯+白米というところにしておく。たまにでよい、そんなに常食は要らぬ。
私の好みだが、お前達には麦などいらん、米をとにかく食せ。
このように人間を通して語るのは私の好みである。
お前達人間が最も尊く、価値があるのだ。
グレイやレプなどと同じようにお前達も価値ある生き物だ。
誰が上や下ではない。私は皆平等で価値があると思っている。
ただ便宜的にお前達は働かないと価値がないと思っているだけだ。
レプはお前達のことが好きだから、こうして生かしておいてやっているのだ。
私達だってお前達のことをいつも気にかけておる。
神社から派遣された龍だが、お前達があの境内に入ってくると私達は気分が良いでな。
お前達といつか話し合ってみたいものだ。と思っておる。
お前達のことは話などせんでも解る。霊とはそういうものでな。
しかしお前達と他愛のない話をしてみても良いかもしれん。
お前達は霊と話できぬ奴においては、
私達はどうお前達にこれを知らせようかと躍起になっておる。
お前達がそのサインを見て解ってくれればよいのだが。
だから霊と話ができる奴においては、私達は直接そいつに言えばいいから助かる。
サインなどせんでも、お前は解ってくれる。だから助かっている。
霊と話ができても、私達は簡単にそう言わん時もある。
お前達がすべてイージーになっては、あまり良くないからだ。
基本的に私達は未来のことは教えてやらん。
教えると面倒なことが起きるかもしれないでな。
お前達が予定された事にならない可能性があるからだ。
またそういうのを教える役目の霊もいるが、
そういうのはあまり私は関わっていない。
私はただこいつに憑いて未来を示すと言うだけだ。詳しいことは私は知らん