2014年7月13日日曜日

卓球用具の選び方。




現世界1位の卓球選手が居たとする
その選手は非テンション派であるのに、中国ですら拮抗できない強さを誇る





あなたはその人のファンで、その人の動画を毎日見ているとする
そのうち、その選手の用具が気になる時が来るだろう


それは大きな分岐点であり、あなたの卓球に対する観測が始まる時だ
あなたはその選手の用具と技術を真似し、力の限り腕を振るだろう

それは大きな間違いだ



夢を持つのは一向に構わない
同じ用具を持っているからその選手になった気でいるのかもしれない








勝つためには
勝つためには、他人と同じ用具であってはならない

負けるためには
負け続けるためには、他人と同じ用具にしたほうがいいだろう
あなたのための用具ではなく、その選手のためだけの用具であるのだから





技術にも同じことが言える

もちろんある程度までは真似たほうがいい
それが自分の中に自我を持ち始めたときにやめたらいい




個々と合一することはできないのであり
感覚を合一させることもできないのだから












マイナーを恐れるな
古き良き用具、安い用具、それらは決して劣っているわけではない


あなたの才能に適合しなかっただけであるから
才能に見合った用具を探せばいいのだ




省チーム代表が使うランクだからといって、県大会で優勝できるとも限らない
ましてや中国と日本では人口比の話はできない

中国の一般大衆は日本の感覚とは違う鍛錬をしているのであり
普狂は一般大衆のために作られているのだから











スピードが云々、回転が云々
それらは非常に大事なことであるのは確かだ


だが
まずは相手コートに返せなければ話にならない

サーブだけ強い選手が負けやすいのと同じで
攻められたら守る 守られたら攻める
これが基本



卓球はただ振れば勝つというものではない
応用技術を先に練習しても全く意味がない


練習

そしてセンス



練習の上位層にセンスがあり
練習の下位層にセンスはない






身の丈に合う用具を選び
練習を重ねて強くなり

試合で勝つ









以上