僕は、ユルユル温泉卓球大好きマン。
煽られた場合のみ容赦なく勝ちに行く程度の、試合大嫌い裏裏カットマンだ。
そう、いまアニメでやってるピンポンのスマイルくん。
僕は、プレースタイルとスポーツ哲学が彼と全く一緒なのだ。。【※パクったわけではなく元から】
というわけで、地区大会にすら出る気はないのだけれど、
ザックリ言うと中の下レベルではあるので、そういうことで以下の記事を読んでくださいね。
いやコレは違うだろとか、同意だねとか、お前こうした方がいいぞとか、
そういうコメント、貰えたら嬉しいです。
さてさて。
粒の場合、粒はナックルには弱いとする人たちがいるし、
ナックルが来てもある程度切っていけるから大丈夫だとする人たちもいる。
これは一見どっちも正しいけれど、僕の立場としては前者のほうだ。
僕が粒に満足できなくて裏裏でプレイしているのは、単純にナックルに弱いから。
ナックルを返球するときにどうも安定しない。
安定はまだいいんだが、攻撃もしにくいし、ともすると打たれてしまう。
僕はタキファイアCの信者なのだけど、フレクストラも使ったことがある。
フレクストラは卓球を本格的に始めたときの、第1号のラバー。
当時から回転がかけにくい感じだったし、
タキファイアCに移行してからはその体感差は顕著になった。
摩擦力で比べると、目盛2つ程度の差。
この表を見る限りだと、なんだ、あんまり変わんないじゃん。って思うけれど、
実際に掛かるか掛からないかという話では、びっくりするくらいの差がある。
フレクストラとTSPの粘着保護シートを併用して適度に手入れしていた人が相手でも、
縦のベクトルを横のベクトルにほとんど転換する、切れた下回転サーブを出されても
僕のツッツキ力でも返球できてしまうのだから。。
さて、タキファイアCと粒高を比べてみると、摩擦力の差は歴然としている。
目盛7つぶん離れているのだ。。
この感覚は打ったことのある人にしかわからないけれど、
さっきの裏同士の比較で2つ離れててこれだけの回転量の違いがあるということでは、
なかなか7つも離れているラバーには手を出しにくいというものだ。
もちろん、粒を裏と同列に語ろうというわけではないけれど、
粒の特徴である”相手からの回転量依存”という弱点を克服するためには、
ナックル性のボールには自分から回転を掛けていくことが大切だ。
粒を使ったことがある人はわかると思うけど、
ナックルに対しての粒高は、非常に安定しない。
強く振りぬけば返ることは返るけれど、それでも裏と比べたらあまりにも回転量が足りない。
ヘタをしたら全力で振りぬいたカットを簡単に強打されてしまいかねないのだから。
前陣で展開される技術にも粒は弱い。兎にも角にもナックル性に弱い。
ナックルをブロックすると浮きやすいし、浮いてしまったところを強打されてしまう。
深いナックルで対応されては、裏に比べれてはるかに手も足も出ないのである。
べつに、粒なんかやめちまえ、と言いたいわけではないが、
僕の経験を元にした粒高の欠点を、淡々と書いているだけである。
粒高を嫌う裏裏カットマンたちというのは、
粒高のリスク分析ができている人たちだと思っているし、
僕みたいに実際に試してみて、ナックル性への対策に閉口した人たちなのかもしれないし。
まぁ、裏裏は裏裏で回転を読み間違えると即失点するという超シビアなところがあるけれど。
それは、単純に自分の技術力不足だと思ってる。
裏裏は自分の技術レベルをさらけ出すようなものだとも言える。。
以下、経験からの主観
- 粒は自分から回転を掛けられない。
- 裏は自分から回転を掛けていく
- 粒は相手の回転の影響を受けにくい。
- 裏は相手の回転の影響をマトモに受ける。
- 粒は相手の回転を利用することしかできない。
- 裏は自分の回転で勝負することしかできない(台上を除く)。
- 粒は自分で回転を制御することができない。
- 裏は自分で回転を制御することしかできない(台上を除く)。
- 粒は裏に比べて相手の回転の種類に気を配らなくて済む。
- 裏は粒に比べて相手の回転の種類に気を配らなくてはいけない。
- 粒は返球ミスをしにくい。
- 裏は返球ミスをしやすい。
- 粒は裏に比べて浮きやすい。
- 裏は粒に比べて沈みやすい。
- 粒は攻撃を仕掛けにくい。
- 裏は攻撃を仕掛けやすい。
- 粒は実際の回転量をフォームや打球音で偽装することに長けている。
- 裏は実際の回転量をフォームや打球音で偽装することが難しい。
- 粒は対策を立てられやすい。
- 裏は対策を立てられにくい。
などなど
さいごに。
もし、これから裏粒にしたいと思っている人がいたら、
”僕は裏粒経験者だけど、ソレより裏表のほうがいいと思うなー”、と言うだろうね。
というわけで、よろしく。