2013年8月15日木曜日

ぼくはクズ選手。

銀河>裏ソフト>金星2極薄 : http://rubber.ocnk.net/product/2365


懺悔です。
罪滅ぼしです。


ぼくはこの商品を使ったことはありませんが、だいたいここに書かれている、各技術に対する指摘は図星です。
ここに書かれているとおり、ぼくは意識的に手を抜いています。決して偉そうなことを言うつもりはないのですが、

>相手が3球目を気持ち良く打てるギリギリの範囲で
>レシーブすることがマナーだと体が勝手に感じているんです。
>気持ちよく打つことが、いい練習だと思っているわけです。

のところは、怖いくらい当てはまっています。
やっぱり、気持よく打ってほしいですよ。自分の技術向上を犠牲にしてでも。
スマッシュ打ったときは、それはそれはスカーッ!とするはずです。入っても入らなくても・・・
そういうブレイクタイム的な要素としても、やっぱりこれは礼儀なのではと思っているところがあります。

と、いまのは自分より格下の相手に対してですが、格上の相手にはこのような態度をとっています。

>試合では、相手がどんなレシーブをしてくるか予想できません。
>でも、あなたは自分より強い選手を相手に、無意識で打てる範囲でボールを送っている
>可能性があるのです。

これも同じように怖いくらい図星です。
自分の力を調整している状態が長く続いたために、もはや一種の癖のようになってしまい、ぼくは試合をするにはあまりにも適していない選手になってしまった。
基本的にぼくはあまりうまくありませんが、ここでも決して偉そうなことを言うつもりはなく、また自分の力量をカバーするために言い訳をしているつもりもありません。

退院してからまもなく、デイケアである「リンクスメンタルクリニック」というところに見学に行った時も、そこの卓球トーナメントに参加しました。
初めて使うラケット(テリオンFLですが玉突き以外は初めてでした)で順当に勝ち進み、あるところでご高齢の方と当たりました。

ぼくは、勝つことをやめました。




そういう自分勝手な甘さがあるのです。
当然その試合は、誰が見ても抜いているわけですから、職員の方には「抜いて打ったよな」と言われました。
ここは本当に申し訳なく思っています。



最近、また同じ事をやらかしました。

港北区生活支援センターで卓球をしていて、部員だった人と試合をする機会がありました。
試合は順当に6-6まで点を取ったり取られたりでしたが、それ以降は連続でポイントを奪われ、奪われ…?否、差し出したのです。勝ってもらいました。

彼とぼくは技術的に互角か、ぼくが抜かなければぼくのほうが上だと感じました。それで、部員であったのに一般人に負けてしまったら、彼の尊厳に傷が付くのではないか。
そのような、自分勝手な甘さをここでも発揮しました。



試合後、隣で見ていた男性から「抜いて打ったろ、抜かなければ勝てるよ!抜かないでもう一度!」と言われました。
そりゃあ誰が見ても抜いてますよね。すみません。
「部員には勝てないから」と苦しい言い訳をしたのですが、本当にクズな選手ですねぼくは。


「ピンポン」のスマイルに感情移入する理由がわかる気がします。
スマイルも、初期の頃は手を抜いていました。相手の心情・立場を考慮するがあまり、自分勝手な甘さを相手に押し付けて、それでよしとする場面がありましたね。
もちろんこれも似ているのですが、何よりも「楽しければいい。面白ければそれで十分」と考えているところが、ぼくと瓜二つだと思っています。あとカット4攻撃6のカットマンなところも。











ちなみに、その部員にはぼくがある程度できることを見抜かれたようで、「強いなー、強いな―、強いですねー」と連発されていました。まあどこまでホントかどうかはわかりませんが。


ご高齢の方との試合は、彼はぶっつけサーブでしたので反応すらできず、という雰囲気を作っておいて実際反応せず、レシーブも自分からネット手前にわざと落とすというお粗末なものでした。

これは、ぼくはぶっつけサーブが大嫌いなところも起因していると思います。