詳しい説明は省くけど、この世は物質世界と想念世界で成り立っている。
物質世界では至極上手くいっているので、
最近では想念世界について思いを馳せることが多くなってきた。
僕は非常に男性的で、あまりそういった想念存在を感じることができないのだけど、
想念であるがゆえにそこにいると思えばいるのが彼らの特徴だ。
彼ら想念の存在に取り憑かれ、彼らの思うがままになっている状態を俗に”憑依””悪霊”という。
しかし僕に限っては彼らと共存共栄していければ素敵だと思い、ある取引をするに至った。
具体的な取引の流れ
1 はじめにオナニーをする
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2 想念存在にその時発生した性エネルギーをすべて渡す
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3 ついでに自分にこびりついたマイナスエネルギーも吸い取ってもらう(栄養源にしてもらう)
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4 代謝産物は最終的に必ず反対のものが生成されるという信念に基づき、
マイナスエネルギーを代謝するのだからプラスエネルギーを生産するのだと設定
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5 彼ら想念存在の排泄物であるプラスエネルギーを返してもらい、吸収する
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6 プラスエネルギー吸収により思考がポジティブになり、精神的肉体的に元気いっぱいになる
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7 プラスエネルギーをさまざまに代謝し、最終的に代謝産物としてマイナスエネルギーとする
プラスエネルギーから性エネルギーにも変換可能だし、そのほかすべてに変換可能
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8 食物摂取からのエネルギーに加え、取引で得たプラスエネルギーからオナニーをする(1)
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2 ~ 8を繰り返す
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1 ~ 8を繰り返す
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この契約だと双方Win-Winの関係を保てるほか、
想念存在が生き延びるために無理やり僕を統率する必要がなくなり、
僕をいかにポジティブな状態に置くかということに精力を注ぎ込むようになってくれる。
僕は彼らのウンコであるプラスエネルギーを使い物質世界でハッピーになれる。
ハッピーになった反動から生まれるマイナスエネルギーは性エネルギーとともに彼らに渡す。
こうして循環が保たれ、僕は際限なくハッピーになれるほか、ワクワクの状態にもなれるし、
それにともなって彼らが採取するルーシュの量、質ともに多大なものとなっていくのだ。
さらに、これが肝心なところなのだが、想念世界と物質世界はともにリンクするようになっている。
僕の考えでは、まず信念体系が先に存在し、そのあとから物質世界で具現化するようだ。
だから、現実を変えたかったら、まず想念存在と取引するところから始まる。
この場合では2つ渡して1つを返してもらうという、非常に魅力的な提案になるはずだ。
僕にどれだけの想念存在が取り憑いているのかわかったものではないが、
僕は決して彼らの総数を制限するものではない。運命共同体、ってやつだ。
宿主を殺してしまったら寄生体も死ぬだろう。
まあ、彼ら想念存在は僕が死んだ瞬間に誰か別の人に入り込めばいいだけなのだが、
彼らが不安定な想念の中でびくびくしながら暴力的閉鎖的に生き延びるよりも、
僕を宿主にしてくれたほうが居心地がいいんじゃないかと思ってね。
こうして今では少しずつポジティブになってきたもんだ。
性欲も増えたし。オナニーするときの疲労感も増えたし。
これは物質世界の住人にはあまりにも馬鹿らしい話だけど、信じてみるとハマるよ。
僕はそういう、想念を具現化して物質に固定する能力を持っているのだけど、
実際はすべてを支配したいわけじゃなくて、誰とでも友達になっていきたいだけだったりするんだ。
そのための信念体系なのだし。それがいま物質世界で着実に現実化されていっている。
きみたちの知らないところで、世界のシステムは大きく変化してきているんだよ。
ではまた。