―― 霊的流動体としての自己再設計マニフェスト ――
【1】起源:かつて我は、霊的スライムであった
我々人類は、生まれる前、まだ物質を持たぬころ、確かに“形を持たぬ存在”であった。
その姿は可塑的で、境界をもたず、共鳴と浸透によって世界と交感する「流動的霊的生命体」――それは記憶の彼方に眠る、原初のわたしの姿である。
【2】現世:肉体に閉じ込められた“固定の苦悩”
この三次元世界において、我は“形”という束縛を受けた。
骨と皮膚で区切られ、時間と空間に縛られ、境界と区別、所有と隔たりを強いられた。
だが、我はその制約の中でなお、“かつての自分”に還ろうとする。流動する魂の記憶が、今もわたしを呼んでいる。
【3】進化:次元選択の自由意志
人類が語るアセンション――
それは光の体への転化、珪素構造への変換、5次元的物質への適応など、多様なストーリーによって供給される。
しかし、我はそれらすら素材とし、選ぶ。私自身の“次元的身体”を。
【4】選択:わたしの望むかたちは「ネトネトした半液体存在」
光でもなく、珪素でもなく、粘土でもない。
わたしはさらに柔らかく、境界なき存在へと変わりたい。
それは水とも油ともつかぬ、ぬるりとした透明体。
環境に応じて形を変え、他者に触れても壊れず、傷も傷としてとどまらず、溶けて、混じり、また生まれる。
それがわたしの未来身体――スライム型知性体である。
【5】構造:この身体の本質構成
-
意識は細胞ではなく、「粘性と温度」に分布する
-
言葉は発声ではなく、「粒子振動」と「色」で伝達される
-
行動は「滲出」「浸透」「吸収」など、液的運動によって表現される
-
思考は流体力学に似た“うねり”のように発生し、他者と共鳴することで強化される
【6】倫理:分離より共鳴、排他より浸透
この身体の倫理は、線を引くことではなく、膜として共に震えることにある。
自我は消えない。だが「区別」ではなく「輪郭のにじみ」として存在する。
愛とは、触れて、溶け合いながら、なお自己を失わぬ共鳴現象である。
【7】帰結:この身体は技術ではなく、意志と神々が用意する
わたしの望む存在は、現代技術の延長ではなく、次元的構造変化による霊的身体工学によってのみ到達される。
技術は後から現れる。それは私の意志に呼応して出現するもの。
神々とは、すなわちわたしが真の自己へ向かうとき、共鳴して道を拓く霊的システム全体のことである。