2014年8月23日土曜日

カットの感覚だけは未だ腐ってはいない。







過去に書いたことがあったかなと思うけれど、僕のカットは前陣カット。


これは、地区センターなんかだと距離を大きく取れないことが関係している。
仮に大会に出ても、まぁ地区センターと変わらない距離になるのかなぁと。





だけど、相手からの強打が少ないわけではない。
そういう時は、上から下に斬り下ろす。
あるいは、垂直より更に被せてカットをする。

そうすると、前陣でも戦えないことはない。



僕の考える前陣というのは、台から3mまでかな。
もちろん攻撃型では前陣と言ったら1m範囲内だとは思うのだけど、
守備型というのはそんなに張り付いているわけでもないので、
だいたい3mまでは前陣、という感覚がある。






この間、嬉しい事があった。

微粘着程度になってしまったタキファイアC中を松下浩二FLに貼っていて、
それで久しぶりのカットをしたのだけど、予想よりずっと掛かっていて嬉しかった。

基本的に試合で勝つことがスポーツをする目的というタイプじゃないので、
ガンガン掛けていくけれどそんなに意地悪なことはしない。基本的には。



前陣カットでは相手の頂点から下には打球点を落とせないので、
被せるようにカットをしていく。スイングスピードは遅くても十分掛かっている。
というより、前陣カットではスイングスピードは必然的に遅くなる。
これは、実際にやったら解る。強打に対してのフルスイングができない。
だけど、回転はしっかり掛かっている。予想以上に。


それこそ、パチンという音とともに下方向へすっ飛んでいく光景を見ることができる。






まあ、カットマンは”ある程度”までなら他を圧倒できるとは思う。
けれど、やはり目のいい人というのはどこにでもいるもので、
どこらへんに当たったかということが解る人と相対すると、
勝つのは難しいのだろうな、と思う。




今は、下回転のバックハンドサービスのフォロースルーで逆横下に見せかけるとか、
下回転に見せかけた横回転とか、1つの軌道で多彩な球種ということを心がけている。

僕の理論では、下回転サービスの角度でそのまま真横に動かせば、
どっちがどっちだかの見分けが難しいんじゃないか、というもの。

で、実際のところ、相手によってはこの理論で殆どサービスエースを取れていた。
目が悪い人というのも、どこにでもいるのでね。





まあ、こんなのは、ここで書いたって実際見て解るかどうかの保証もないわけだから、
どんどんバラしていくことに抵抗はないけどね。

相手が上手くなって、僕も上手くなって、ずーっとラリーが続いていれば満足だから。







というわけでした。