2024年10月19日土曜日

一人称と三人称と、それ以上

ぼくは、ぼく。奥野さんは、奥野さん。で、わたしは、わたし。その、たとえばぼくはぼくで、俺は俺というありかたが、いま、出てきたいときは、ぼくは、ぼくというけど、じゃあこれは、一人称だから、いっぺんに出てくるっていうと、ちょっと難しい。どうしても誤差がある。その誤差の前後で、わたしとか、ぼくって言ってるカンジ。

ぼくがしたいことをして、彼/彼女が、ぼくの言ったことを矯正するように、あるいは、ぼくも彼/彼女の言ったことを是正するように、お互いにこの肉体のあり方を監視して、ひとつにまとまるように動く。この肉体は分裂はできないから、ひとつで複数人の分をまかなえるように動かないといけない。

というのが、いつぼくたちが出てこれるのか、というのを最初から指定もできるけど、いつもは、指定しないでいつ出てくるかっていうところを待たないといけないけど、これが一番いいあり方っていうか、ようするにシングルモルトならシングルモルトのよさが、ブレンデッドなら相互に監視しあったよさが、でてくるわけだよね。

っていうところを、じゃあ一人称であるぼく/わたし/俺というのを、三人称である彼ら、というところを、更に超えて、彼らかつ私達というところを、どのように日本語としてその語彙が存在しているのか、それを知れれば、もっと僕たちがよりよく相互に仕え合うように監視しあって存在できるよねと、その語彙がないから、ぼくたちは一瞬ズレて出てくるしかないよねってところが、ちょっとめんどくさいっていうか、いっぺんに済ませられれば良いのだけど。用語でいうと、SIMDにしたいのだけど、SISDになってしまっている現状ってカンジダ。