2013年12月22日日曜日

【松下浩二FL】カットマン続けてて良かった。本当に良かった。生まれて初めての正当な評価で救われた。

今日は書くことたくさんあります。分割するけど。





最近僕はカットマンやめますとか言ってドライブマンやってたんだけど、
昨日僕は初めてお手合わせする中級者の方々には、
カットマンということで紹介されたのだけど、ドライブ用のラケットでカットやっちゃったもんだから
球がラバーの上で滑ってカット自体できなかったり、カットが全部ナックルだったり悲惨だった。

その時、彼らは「あれ?カットマン…なんだよな??あれっ…?」っていうふうに思ったらしい。
これは僕がほんとにバカだったので申し訳ない限りだったのだけど、
今日は長いこと封印してた「松下浩二FL」を持っていったので、
とりあえずお得意のぶつ切りカットで汚名返上することにした。



そしたら、案の定ブチ切った球はたったの1回も返ってこなかった!
松下浩二FLを再度手にした時、重い!と思ったけど、多少は筋力が前よりついてたみたいだった。


R:松下浩二FL
F:タキファイアC 中
B:T-REX 中


これだよ、これ!松下浩二さん凄いよねぇ!全国の安定重視カットマン感涙の性能だよ。
前にも言ったけど、決して松下浩二FLに不満なんてカケラもなかったのよ。
むしろブチ切ろうと思えば果てしなくぶつ切りカットができると確信してたからね。
ただただ、松下浩二ディフェンシブを試したかっただけのことで変えてしまったのね。


昔のチームメイトと一緒にプレーしてるような気持ちになれた。誇張とかではなく。





それで、僕も成長したんですよ。
いろいろ、学びました。



それは、完全に同じフォームとまではいかないものの、似たようなフォームで
ブチ切りカットとナックルカットを自分の意志で打ち分けられるようになったこと!

ブチ切りカットについては、YouTubeの動画のこの人を参考にしたよ。





黄色いのと白いの、これカットマンペアなのだけど、僕が手本にしたのは黄色いほうね。
白いのはなんで黄色のレベルとペア組んでるかわからないほどの失点源。

この黄色い人返球丁寧だし、ボールを良く見てる感じがするのね。
それで、この動画のある瞬間でパァンッと手首のみでザクッと切り下ろすシーンがある。
これが、当時見てた僕には理解できなかったのだけど、本当にデスカットなんだよね。


この時学習しましたよ。

あっ、切れてる切れてないって、インパクトの瞬間だけ注意すればあとどうでもいいんじゃん。
って。

たぶん縦にザクッと切るのも参考にしたと思うけど、
僕はボールを包み込むような手首の使い方に改造した。
縦に手首を回すというより、クルンッって回すの。
イメージ的には、ボールを薄く捉える感じ。


これがハマった。サーブされてから即、2球目攻撃になりうるすぐれもの。
フォームとしては腕を振り下ろしてないし、そもそも振ってないし、本当に手首だけでやってる。
打球感で、かかってるな!っていうのが自分でもわかる。
コツッ、じゃなくて、スカッとするような清々しい打球感なんだね。ぶつ切りって。




それでブチ切った球と、ナックルカットを混ぜてやってたら、
「カットって本当にわからない」とか言われたので俄然面白くなったし、
何より相手ばかり疲れて僕が疲れない。手首しか使わないからね。
今日やった中級者とは、僕の2球目が入ってればそれで終わり。得点になっちゃう。




その人は、ホンモノレベルのカットマンとやったことがあるそうで、
僕もホンモノのカットマンとして扱ってくれたので感謝してます。
たぶん今日松下浩二FL持って行かなかったら、口先カットマン(大笑)で僕は終わってました。










長くなっちゃったけど、題名についてヒトコト書きます。



「カットマンは弱いってみんな思うじゃん?本当は、カットマンはすごく強いんだよね」
「このスペースだとカットできないでしょ。むしろそれでよく入ってるよね」
「カットマンにとっては、地区センターの広さでも全然足りない」
「市民レベルの大会だとスペース的に絶対不利」




これらの言葉に救われました。
ああ、僕はようやくこういう正当なカットマンの評価を真顔でしてくれる人に出会えたんだ。

胸がいっぱいだよね。





実を言うと、このブログで「カットマンやめます → やっぱ戻りました」っていうのが
何回も繰り返されてる原因は、冗談じゃなく僕の周りが「カットマン = 弱い」って認識してる
人たちばっかりだったから。





確かに、僕はカットをオーバーミスする。カットマンとしてはものすごく頻回にオーバーする。
だけど、ネットミスは基本的にない。

これって、あなたならどう思います?明らかにカットマンにとってのスペース不足ですよね。
どう考えたとしても明らかにスペースが足りない。5歩歩けば壁だからね。
いや5歩もないかもしれない。実際ギリギリ中陣ドライブができるかできないか位だと思う。



そんなのでね、無理ですよ。はっきり言ってね。
しかも向かってくる球はナックルとは限らないんですよ。普通に上回転かかってます。
浮くんですよ。オーバーするんですよ。負けるんです。




だから、カットマン = 弱い、ドライブマンに劣る、とかいうのが一般的になったと思う。




はっきり言って、そんなバカな話あるわけないじゃないですか。




僕はそんなスペースでも2本に1本は入りますよ。それもほぼエンドラインですけど。
それで、僕の本当にブチ切った時の横下カットを返球できる率というのは、
賭けてもいいけど、経験上1割以下。ぼくらの温泉卓球レベルではね。




カットマンは本当に悔しい思いを毎試合してると思います。
市民大会では、台をずらしてもらったりするそうだけど、僕だったら屈辱で泣くね。
そんで、それで負けるんでしょ。たまらない。ほんとに。


で、あいつは下手だとか、弱いとか言われる。
もうそういうの、オカシイでしょ。








腹立つとかじゃなくて泣けるよね。何のために卓球を続けんだろうね、って。








なので、こういうヒトコトを掛けてもらえたことは、それだけでカットマンはイチコロですよ。
人生史上初だからね。そういうこと言ってくれた人。




今日は行って良かったです。
それと絡めて、松下浩二FLはすごいね。うん。



あーそうそう、松下浩二にタキファイアCっていう組み合わせはスピンに関しては最強だよ。
自信を持ってオススメします。参考にしてください。