2013年12月23日月曜日

日本茶のセオリー。


僕は結構なお茶マニアで、中国茶、台湾茶、ハーブティー、紅茶、と旅をして
日本茶の知覧茶に落ち着いているのだけど、
日本茶に限らずお茶に対する態度ひとつで、人を見てしまうところが少なからずある。


お茶の浸出時間なんて人それぞれ好みだけど、それでも許容限度はあって、
たとえばトワイニングのクオリティシリーズなんかは4分半とか書いてあるけど、
2分もたたずに飲んでしまうような人を見ると、正直、失望する。



僕の経験上、お茶は長く出せば出すほど美味しくなる。
当たり前だと思うかもしれない。だけど、日本茶においては98℃でサッと出しちゃうような
お茶の美味しいところを全部殺すようなもったいない出し方をしている人が結構いる。

うちの婆様に宇治玉露を贈ったことがあるけど、日本茶のセオリーを守らない人なので
薄い味の玉露がでてくる。それで、美味しいねーとか言ってるくらいだから。

申し訳ないけど、もうね、失望しました。婆様にはどんなランクの玉露も贈らないことにしよう。
そういう感じだと、500円/100gでいいんじゃないのって思う。



というのも、誤解を恐れずに言えば、500円/100gのお茶でも、
セオリーを守っていれば、セオリーを守らない1000円/100gのお茶と同等くらいの味になる。



普段飲みには500円でも十分だと思う。










蛇足だけど、僕はアマゾンで葉桐をマークしていて、定期的に葉桐が半額セールをやるので、
それを狙って、値引き前で1500円帯のお茶をとにかく大量に注文する。というスタイル。

葉桐は静岡茶が基本商品だけど、1000円/100gの知覧茶と飲み比べると、
1500円/100gの静岡茶でも圧倒的大差をつけられて味で負けます。

僕は知覧茶を飲む前は静岡茶うまい!と勘違いしてました。





知覧茶と、美濃茶は特におすすめしたい。