2014年2月25日火曜日

【お茶】人生初の茶屋。

仕事の納品で横浜市役所に行ってきた。
いわゆる肉体労働。ガタイがいい人間の宿命ですな。



んで、中華街をよく知る人と行ったので、観光客が入らないような飯店で昼食を食べたあと、
台湾茶・中国茶専門店に連れて行ってもらった。
完全に僕の趣味に合わせてくれただけなんだけどね。ありがたい。

同行者は2人なので、2人は完全に蚊帳の外。申し訳ない。
僕だけテンションMAXになってしまい、普段とは違う自分になっていた。










中間コストなしなので、安い。ようは輸入元だね。
台湾茶は凍頂山のものを、中国茶はメジャーなものを、それぞれ扱っているようだ。

といっても、リンク先の”100種類”なんてのは正しい表現ではない。
ブレンド茶を入れて、100種類という意味だ。
まあ普通はそうだろうが、お茶好きはそれでは困る。茶種が100種類あるのかと思うからだ。




まあそれはそれとして、最初は僕が本当にお茶好きかどうか半信半疑だった店主に
「中国土産なんちゃら公司のレンガみたいな普洱茶が大好きでー」と言ったら、
「ああ、本当にお茶が好きなんですね」と認めてもらえた。

それからの店主にはちょっと無茶なお願いをしたこともあったけど、
なんだか、嬉しそうだったな。言葉のトーンが。
お茶好きがお茶好きに出会うと嬉しいよね。なかなかお茶好きいないんだよね~。




僕が目をつけたのはこれ。



特級 凍頂四季春

2500円 / 100g








特級 水仙

900円 / 100g










特級を選んだ理由は、おいしいから。
さすがに特級を試飲させろと言う勇気はなかったので、
とりあえず特級かどうかを確認しただけで買うことにした。


僕は、特級 ~ 1級までが限度かな。
どうしてかというと、2級以下はトンデモだから。訳あり品みたいなもの。

ランクが上がるにつれて味の違いも差が出てくる。
たんに低級 → 高級という味の違いだけでなく、
1級 → 特級という僅差の違いでも味は違う。露骨に。
台湾茶の場合、味だけでなく香りもだ。


よく蘭の香りがするといわれる台湾茶だが、それはグレードがちゃんと伴ってこそ。
蘭の香りは茶葉本来のもので、香りをあとづけしているものではない。














僕の持論だけど、お茶を楽しみたいなら安いお茶じゃ無理。
楽しく飲みたいとか、美味しく飲みたいとか、
そういう以外の歪曲した飲み方だったらいくらでも安いお茶で満足すればいいと思う。




”入れ方5割、茶葉5割”


っていう名言があってね。




僕にしてみればお茶を知らない人というか、楽しむ素質がない人なんだなぁと思う。
ああ、でもこれ結構言う人多いよ。ザラにいるよ。とくにオッサンに多い。



ああ、いまのは感情論だったね。
じゃあ、論理的に説明してもいいかな?1行で済むから。




僕に言わせれば、



”でき損ないの茶葉は、どうあがいてもでき損ないの茶葉”



なんだよね。



つまり、500円の茶葉を100%美味しく飲むとして、かりに100%美味しく出せたとしても、
1000円の茶葉を100%美味しく出したものには勝てないということ。




わかるでしょ。


というより、現代のお茶って楽しむためのものだよね??
格式にこだわって、「おおスゲー!」と言われるためのものではない。
美味しいお茶であればなんでもいい。それが現代のスタンスだ。


たとえば、店頭では正統なやり方で出すけれど、茶の間でそれをやったら、大ブーイング。
店頭では失敗が許されないからそういうやり方をするわけで、
専業でもないのに失敗が許されないことなんて、あるわけがない。







楽しいお茶の時間に、そういう時代遅れな反骨精神はいらない。






僕の出すお茶を不味いって言ってる人は、たんに普洱茶が嫌いな人だから。
僕の茶器?コーヒーサーバーに決まってるでしょ(笑)
コーヒーサーバー以外考えられん。お茶専用器だけど。


あんがいサーバーでも美味いのできるんだぜ?知らないだけで。













で、茶葉なんだけど。




特級 凍頂四季春






特級 水仙









こんな感じだね。


まあ、茶葉は鑑賞用じゃないので、形とかホントどうでもいいんだけど。
形については僕は何も言わないことにしてる。
飲んでみないとわからないからね。お茶っていうのは。

ただ、形と味って結構リンクしてる場合が多いけどね。








まあそんなところかな。

これから飲んでみるので、感想はまた別項で。







こんな長いの読んでくれてありがとう。