2014年1月20日月曜日

イメージトレーニングの重要さ。

卓球仲間とやっているといろんな話を聞くことができる。

誰々からこう指導されたとか、用具はアレがいいコレがいいとか、
プレースタイルからアンチラバーの話まで、
カットマンは強いけど狭い場所では無力とか、いろいろネタは尽きない。



ある仲間が「ドライブするときはもっとコンパクトに振って。それがいいって教えてもらったから」
などと僕に言ってくれたことがあって、それはある意味ありがたかったのだけど、
残念ながらそれは前陣速攻のスタイルなんじゃないかとか思って、
おもに中陣からドライブしてる僕には不向きだなぁとかなんとか思いながら
適当に流していたりして。


YGサーブやら巻き込みサーブやら教えてもらってる人もいて、
いい刺激になるっちゃなるんだけど、でもね、やっぱり
自分のスタイルを早くに確立して貫き通したほうがいいよ。僕の経験則ではね。




いろいろ教えてもらうのも悪くはないんだけど、
1つの技術が成熟するまで他の技術は教えないほうがいいと思う。
むしろ、あれやこれや詰め込んで教えこむのはダメな指導者の典例だと思うので、
そういう指導者に対しては自分から断っていく勇気を持ってほしいかな。



それで、地区センターに単身で出向いて、中高生の間に混ざって
鍛えてもらっている仲間がいるんだけど、
正直、毎日のようにやっている割には、全然技術の進歩が見られない。

プレーをしている最中に、レシーブのダメなところは全然直ってないし、
積極性やら攻撃性は見違えるようなのだけど、全然技術が粗いので
やっぱり、僕みたいにリスクを避けるように返している人が相手だと及ばない。




で、なんで週1未満練習の僕より下手なのかというと、やっぱり指導する側に問題がある。

さっき言ったように、1つ1つの技術が未成熟なまま他の技術に進んでしまったり、
より高度な技術をポンポン教えてしまったり、いきなり実戦投入したりしてしまう指導者。

習うより慣れろ的なことはある程度熟練した中級者以上でのみ通用するので、
この意味を誤解したらいけないと思う。



でね、あんまりポンポン教えてもらうと、その指導者に依存してしまって、
相手のプレースタイルを研究したり、自分のフォームを改善したり、
打ち方を試行錯誤して最適化していくなんていうことをだんだんしなくなっていく。

ようは、ダメな選手になるってことだね。



だから、むやみに試合をたくさんするよりは、
僕のスタイルみたいに試合ライクな練習をひたすら積み重ねていく。
練習だから試合では試せないことが100%できるし、
自分が気づかないところで着実に上手くなっていく。





あるいは、練習する頻度を落としてみるとか、そういうことも必要かもしれない。

練習する時間があまり取れない人でも上手い人はいるし、
そういう人はイメージトレーニングを積んでいるから上手いんだよね。
イメージトレーニングは実際の練習より重要と言われてるくらいだし、
トップアスリートはみんなイメージトレーニングを取り入れてるっていう話も聞くよね。

僕は毎日必ず卓球のことを考えているよ。
そうしたら、実際打ったときにもやっぱり上手く打てるんだよね。




自慢じゃなくて真実だけど、僕なんか最近でこそ週1くらいでやってるけど、
その前は月1だったんだからね。
そのさ、月1~週1の人より下手だっていうのはさ、何とかしないとね。






まあ、そんな感じで、指導者からのイメージにとらわれないで、
自分のイメージを確固として持ってプレーしてみよう!


みたいな。