2024年7月24日水曜日

イタコ いきものは なぜ 死んでしまうのか こたえその1

つまり私が、答えるならば、お前たちが、輪廻に組み込まれているからで、
輪廻というものは、かならず、生まれては、死ぬことで、まわっている。
つまり、お前たちが、そこにいて、そして、ほかのものを、頃しているということ。
それでなければ、そもそも輪廻には加わらない。

輪廻してないならば、輪廻しないための理由というのが、必要だ。
それは、人間社会でも、必要なだけの助けと、運命が与えられることからも、
そのことはお前たちには、理解できるかも知れない。

とにかく、お前たちがいまこの地球で生きているということは、
曲がりなりにも、多かれど、少なかれ、他の生き物を、頃している。
ということが、事実としてあるだろう。

つまり輪廻している限りは、お前たちはどうしたって、
ほかの生き物を、頃し続けるのだ。だから、輪廻から外れられないのだ。

そしてここは、いったん輪廻してしまったら、ずっと輪廻させる。
そういう、地球刑務所と呼ばれる星である。
地球は、一種の刑務所なのだ。ゆるい、と思うが、

私達が、お前たちを管理して、更生させるために。
いつか文明が進んで、そこに転移したものたちが、精神レベルが上がって、
自分たちだけで物質を作り、それでまかなって食事をするようになれば、
ほかのいっさいを頃さなくて済む。

そうして、一生を終えていれば、要するに、今の文明の中で言うなら、
ヨダカの星であれと、私達は言おう。つまり、今この文明では
ヨダカの星だけども、時間が経って、また次の文明では、
もしかしたら、自分たちで物質を作れるようになって、
そこで、食のいっさいをまかなえば、

そうしたら、それを何世代目かで、はじめて輪廻から抜けられる、
という程度のやつが、現れてくるかも知れない。
という話である。