2024年8月17日土曜日

フォームの汚い卓球

指導されてない野生の卓球愛好家は、とにかくフォームが汚いのがある。
ドライブを打つにしても、サーブをするにしても、
指導されてないから、野生そのままの動作になってしまっているのである。

ジョレフォイさんとか見ていると、ああこれは野生だなと思うが、
まあ彼がちゃんと指導されているなら、ちょっとびっくりだけど、
彼のフォームの汚さっていうのは、まず、まあ、いいこともあるけども、
選手としてみると、ちょっと直したほうがいいよね。である。

ジョレフォイさんの倒し方

↑ジョレフォイさんの話は終わり。

その、フォームが凄く汚いことのいいことっていうと、
まずこれは、卓球やっていると相手のフォームで次のコースをだいたい読むが、
フォームが汚いのがあり、ぐちゃぐちゃのドライブ、ぐちゃぐちゃのバック、
これで、当人は左右に打ち分けられるが、しかし、
こちらから見て、どうにもコースが読めない。というのがある。

指導されてきた選手はフォームが綺麗なので、ある程度コースが分かってしまう。
そのための、逆モーションなんだが、手首を返すように打球していく。
それはそれでいいが、汚いフォームからの逆モーションっていうのは、
あまりこう、よさが出ないと言うか、
そもそも卓球選手的な目線では、汚いフォームというのはある意味強いのである。

奥野もバックドライブの癖みたいなのがある。
今のフォアドライブは完全に手打ちだが、
バックドライブは、逆横回転が入った上である。

それが、癖で、フォームが汚いので、
たまに逆横上、たまに純粋なドライブとなり、
相手も、そこがいつ逆横上なのかがわかんなく、
そこで、奥野自身は勝っているようなものである。

それは俺自身すごく痛感しており、純粋にフォームを矯正されたときもあるが、
それはコーチがついたのは人生の中でただの1回きりであり、月日も短い。
で、その矯正はもうだいぶ忘れてしまって、もとのような癖になってしまった。

余談だが、奥野はフォアのラバーが回転少なめであり、
バックのラバーが回転多めである。打ち方的にフォアのほうが回転少なめらしい。
だからそこで、振り幅は狭いが、一種の異質選手っぽくなっており、
その回転量の差で、そもそも相手がミスさせられているという話。
そこに、バックの癖である逆横上&純粋な上というのがランダムで来る。

あとはフォアのRXTON1がもっと回転掛かってくれたらよかったけど、
かなり棒球気味の卓球なので、まあそこはちょっと制御が難しいか。